〜今日からはじめるArduino〜に参加してきたよ.

ものすごく遅いレポートですが,Cerevoさんチップワンストップさん主催のブロガーイベント「オープンソースハードウェアセミナーVol1 〜今日からはじめるArduino〜」に参加してきました.



http://www.chip1stop.com/knowledge/Arduino/



Arduino


にあるようにマイコン開発を超簡単にしてくれるハードウェアとそのIDEのことを差す.


スタパ先生がおっしゃるように本来PICやAVRなどのマイコン(チップ?)を使おうと思うと


のそれぞれの知識などが必要になる.だから「赤色LEDをペカペカ点滅させる」というたったそれだけのことをするにもえらく大変なんだけど,ArduinoJavaベースのIDEArduino自体のがんばりにより,

  1. C言語ライクな言語で開発
  2. コンパイルしたプログラムをUSBで転送
  3. 起動

という3ステップで,いままでとても敷居が高かったいろんなことをバツっと省略できるようになってる.


実際セミナーではArduinoを起動したらTwitterに投稿するシステムを15分くらいで作成してくれました.
httpを話すプログラムはサンプルプログラムが最初から用意されていたので,あっという間にできてとても感動しました.



今までちょっと今まで時間が取れなかったのですが,多少時間の余裕が出てきたので,電子工作の世界に足を踏み入れようと思います.全くの素人なのですがArduinoでPongにあったArduino Pongをまずの目標にしてみようと思いました.


参考リンク

「それでも戦場へ行け」と私は伝えた

私には年が離れた弟がいて,幸いにして国家試験に受かり4/1より医者になる.その弟から以前どの科目の医者になればいいのかの相談を受けた.


医学部においては先方とのマッチング問題があるとはいえ,基本どの科(内科とか小児科とか形成外科とか)の医者になることができる.彼曰く望めばいきなり月60万オーバーでかつ超楽な仕事もあれば,知的好奇心は満たせるけど給料安いなどいろいろ幅がありすぎて選びきれないというのだ.


私の前職は某サイトの広告システムエンジニアで,当時1日12.5億〜PVあるサイトの広告配信および画像配信およびログ集計の責任を直接負う立場にあった.この数字は当時としては本Blogタイトルである「最速配信研究会」という名に足る数字で,またお金を直接稼いでいることもあって非常にタフな仕事であったと思っている.


私はそこそこタフな仕事をしてきた自負と,色々思うところがあり,


「仕事が専門的すぎると状況一つで,いきなりつぶしがきかなくなる可能性がある」
「てっぺんを見ておくには越したことはない」


という自分の経験から,


「楽は後でもできるから,いろいろ学べて一番きついのをやっておけ」


というアドバイスをした.その後彼はとある地方の救急医療病院に就職を決め,地域の救急医療に従事するという旨を伝えてきた.


今の医療,特に救急医療の現場は


- レジデント初期研修用資料さん
- 新小児科医のつぶやきさん


などのBlogをひもとくまでもなく悲惨の一言で,「一番きついのをやっておけ」などと軽く言えるモノではない.数日前,彼が国家試験の合格報告を私にしてきたとき,


「おまえの選んだ職場はおそらくは戦場で,いいことも悪いことも高密度で見ることになると思う.ほんとにいろいろあると思うけど,作戦は"いのちをだいじに"で行け」となんだかバカっぽいアドバイスをした.



「いろいろ学べて一番きついのをやっておけ」というアドバイスは今の医療現場において正しいアドバイスなのかは正直わからない.でも私は彼に伝えた.


「それでも戦場に行け」と.

今回のPayPerPost騒動で一番被害を被ったのはCyberBuzz

周回遅れもいいところですが,私も一言.


GoogleのPPPキャンペーン騒動で意見がいろいろ出ている.
GoogleのPayPerPost騒動の議論に思うこと など.


思うに今回一番被害を被ったのはCyberBuzzだと思う.


海外事情は余り詳しくないけれど,いままでGoogleがペナルティ(という表現もなんだが)に際して行ってきたことは


1. 「これはやってはいけない」というガイドラインの提示
2. ガイドラインに沿ったサーチ結果の操作


であって,「ここの企業がやっているプロモーション手法はダメ」という名指し行為はしてこなかったと思う.今回の騒動で具合がよくないなと思うのは,Google日本法人が自社のガイドラインに沿わなかったばっかりに「CyberBuzzが行った今回の手法はGoogle的にはNGなんだよ」ということを間接的に名指ししてしまったという点だ.


CyberBuzzの手法に対していろんな意見はあるけれど,今後もBlogマーケティングは進化していくと思うので私個人としては意見を持たない.ただ今回の騒動を見てみるとGoogle自体が傷ついたのは自業自得として,とばっちりを食って一番被害を被ったのはCyberBuzzで,あわせてBlogマーケティング自体も被害を被ったという印象だ.ただまぁ起こったしまったことはしょうがないので,逆にこれをきっかけとして「Blogマーケティング」が再々考され,もっともっといいものになっていけばいいなぁと思った.

(おしまい)